人間の集中力はとても短いです。諸説ありますが、平均的な人の集中力は15分から25分、1番短いものは8秒とも言われています。ちなみに金魚の集中力は9秒だそうです。
どれくらいの時間集中力が保てるかは、周りの環境も影響します。テレビやスマホなど気が散るものを排除し、きれいに整理整頓したら、まずは5分間のタスクから始めましょう。
習慣化のコツ〜作業時間編〜 #
- 1回あたりかける時間は5分まで
- 5分でできることをリストアップする
- タイマーを使う
- 5分やったら1分休憩する
- もっと集中できると思ったら少しずつ時間を増やす
1. 1回あたりかける時間は5分まで #
今まで習慣化できていなかったことに取り組む場合、最初はなかなか集中できないことが多いです。ですので、最初は1回あたり5分から始めてみるのがいいでしょう。
2. 5分でできることをリストアップする #
5分でできることをリストアップしましょう。たった5分で何ができるの?と思われるかもしれませんが、5分あれば以下のようなことができます。
学生さん #
- 単語帳の復習
- オンライン課題の一部作成
- レポートのアウトライン作成
- 参考文献の簡単な検索
- 小テストの準備
会社員 #
- メールの一括チェックと簡易返信
- 議事録の要点整理
- 明日のスケジュール確認
- 名刺整理
- 資料の見出し作成
主夫/主婦 #
- 冷蔵庫の簡単な整理
- 献立のアイデア出し
- 洗濯物の仕分け
- オンラインショッピングの買い物リスト作成
- レシピのクリッピング
共通のタスク: #
- ストレッチ
- 瞑想
- 簡単な片付け
- SNSの更新
- To-Doリストの更新
3. タイマーを使う #
5分をタイマーで測りましょう。タイマーで測ることで少し焦る気持ちが生まれます。これが集中力を高める鍵になります。 可能であればタイマーを見える位置においておき、カウントダウンすると更に効果があります。
4. 5分やったら1分休憩する #
1分間で効率よく休息をとる方法はいくつかあります。短時間でもリフレッシュできるので、ぜひ試してみてください。
- 目を閉じる: 1分間目を閉じて深呼吸をすると、視覚の刺激から解放され、リラックスできます。
- ストレッチ: 軽いストレッチをすることで、体の緊張をほぐし、血行を良くします。肩を回したり、首をゆっくりと左右に動かしたりするのが効果的です。
- ミニ瞑想: 短時間でも瞑想をすると、心が落ち着きます。座った状態で深呼吸しながら、心を静かに保ちます。
- マッサージ: 手のひらや耳の周りを軽くマッサージすると、リラックス効果があります。
- 自然音を聴く: 1分間だけでも、自然の音(鳥のさえずりや波の音)を聴くことで、心地よい休息が得られます。
5. もっと集中できると思ったら少しずつ時間を増やす #
さすがに5分だけだとできることが限られますので、もっと集中できると思ったら1回あたりの時間を増やしていきましょう。 ここで注意が必要なことは、急に増やしてはいけないことです。習慣化するためには1回あたりの時間を増やすのではなく、長く継続することが重要です。5分の次は7分、7分の次は10分というように、少しずつ時間を増やしていくとよいかと思います。